セーバー病

今回は、成長期のお子さんに起こりやすい足の痛み
【セーバー病(踵骨骨端症)】についてお話しします!
「子どもがスポーツをした後に、かかとが痛いと言っている…」
そんなことはありませんか?🤔
例えば、
・歩くとかかとが痛い
・かかとを押すと痛い
・走ったりジャンプすると痛い
・スポーツの後にかかとがズキズキする
・かかとをかばって歩いている
・最近、運動後に足の痛みを訴えることが増えた
このような症状がある場合、【セーバー病】の可能性があります。
特に、小学校高学年〜中学生くらいの成長期のお子さんに多く、サッカー・バスケットボール・陸上など、走る・跳ぶ動作が多いスポーツをしているお子さんに起こりやすいと言われています。
【セーバー病ってなに?】
成長期の子どものかかとの骨は、まだ成長途中です。
かかとの骨には「骨端部」と呼ばれる成長に関わる部分があり、そこにはアキレス腱などが付着しています。
成長期に、走る・跳ぶなどの動作を繰り返すことで、かかとに負担が繰り返しかかり、炎症や痛みが起こることがあります。
これが「セーバー病(踵骨骨端症)」です。
簡単にいうと、
「成長途中のかかとに、スポーツなどによる負担が繰り返しかかることで起こる痛み」
と考えると分かりやすいです😊
【こんな時に痛みが出やすい!】
・走っている時
・ジャンプした時
・運動した後
・歩いている時
・かかとに体重がかかった時
・かかとを押した時
などに痛みが出ることがあります。
痛みが強くなると、かかとを地面につけたくなくなり、つま先立ちのような歩き方になることもあります。
こうした状態が続くと、かかとをかばうことで歩き方や身体の使い方が変わり、足だけでなく、膝や股関節などに負担がかかることもあります。
【原因は「使いすぎ」だけ?】
セーバー病では、スポーツなどによる繰り返しの負荷(オーバーユース)が大きく関係します。
ただし、
「運動しすぎたから休めば大丈夫!」
とは限りません。
例えば、
・ふくらはぎや足首周りが硬い
・足首の動きが悪い
・走る・ジャンプする時の身体の使い方に偏りがある
・急に運動量が増えた
・練習量や休養とのバランスが合っていない
・足に負担が集中しやすい
など、さまざまな要因が重なって痛みにつながることがあります。
そのため、痛みが出るたびに休んで、痛みがなくなったらまた同じように運動して……。
これを繰り返している場合は、「なぜかかとに負担が集中しているのか?」を考えることも大切です。
【治療・ケアについて】
まずは痛みの程度や運動量を確認し、必要に応じて運動量を調整します。
そのうえで、
・ふくらはぎや足首周りの柔軟性を高める
・足首の動きを整える
・足への負担を減らすテーピングなどを行う
・身体の使い方を確認する
・必要に応じて筋力やバランスを整える
など、そのお子さんの状態に合わせて対応していきます。
大切なのは、「痛みを取ること」だけではなく、「なぜ痛みが出たのか」を考えること。
成長期のお子さんは身体が大きく変化する時期だからこそ、身体の状態や運動量を見ながらケアしていくことが大切です😊
「スポーツを続けたいけど、かかとが痛い…」
「最近、子どもが運動後によく足を痛がる…」
そんな時は、無理をして運動を続けず、一度身体の状態を確認してみましょう!
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